教育

フリースクールとPTAで、「教育」を変えたい

ルポvol.48 【教育2】不登校の子たちが集う居場所を、北千住に開設ゲームの「テトリス」が、大画面に映される。「みんなで遊んでみようか」と、「Dopeeps(ドゥピープス)」代表・松沼孝典さんが声をかけると、子どもたちの顔がほころんだ。「...
教育

タビスルオヤコの「学校」

ルポvol.47 【教育】マルタ共和国に一家で移住。帰国後は小学校を選ばず佇む「おかあ」と「おとう」の姿。どことなく哀愁漂う。こまやかな観察眼を感じる。その魅力的な絵の作者は、なんと小学3年生の女の子。改田友子さんの愛娘・結さんである。0歳...
不登校

明るい不登校を!

ルポvol.46 【不登校2】不登校児を応援する団体「あるこいりす」駆け登ってみたら、どうだろうか? そう直観して逆走し、すべり台の天辺に達した子どもは、きっと何かを発見するだろう。しかし、大人はそれを許さない。「したからのぼらない」という...
不登校

「発達したい」。だから、不登校

ルポvol.45 【不登校】任意団体「あいりす」として、学校の外に、自由な学びの場をキレイな三日月形、パラのつぼみ、指輪…これはシュウマイ? いえ、全部ギョーザです。小学生の女の子たちが集まって、ワイワイつくったものだ。送られてきた1枚の写...
アート

「写真」で、トラウマ乗り越えて

ルポvol.44 【アート】顔を真っ赤にした男が、「開けろ! 開けろ!」と、ドアを拳で何度も殴る。酒気を帯びた赤い目を、正面から睨みつけて仁王立ちするのは、高校生の「兄」。うなって互いは相手の肩をつかみ、取っ組み合う…。「そんなに大きな声を...
居場所

どんな境遇の子も、健やかに育つ社会に

ルポvol.43 【居場所】「なんでやねん?」「『なんでやねん?』 って、なんでやねん?」。始まった漫才ごっこが、いつまでも終わらない。小学3年の男の子は、私をデッキへ誘って戸を閉めてから、ずっと遊びを仕かけてくる。「もう、帰らなきゃ」と言...
イベント

構想あり!「地域と福祉をつなぐ複合施設」

ルポvol.42 【居場所】ポツンと小さな卵。「大きくなぁ~れ!」と、大人と子どもが声を出して念じれば、巨大な卵に変大身。中から恐竜の赤ちゃんが…。先ほどから最前列で、3歳の女の子が、じぃっと紙芝居を見つめている。もう5、6演目もぶっ通しで...
政治

「子ども支援センター」をつくろう!

ルポvol.41 【政治1】ルポ『子ども支援』、一番最初に取材した人だった「政治とは、何だろう?」。 アメリカの地方自治を描いたドキュメンタリー映画を見て、そう思う。議員たちが、議場で朗々と交わす論戦が見事だった。地域の小さな問題に対しても...
ヤングケアラー

精神障がい者が、「家庭」をつくるために

ルポvol.40-2 【ヤングケアラー5】<講演・横山惠子さん>精神疾患は、5人に1人発症琉凪さんの話に、本当に胸を打たれてしまって。私たち支援者が代弁するよりは、当事者の方にお話しいただくのが、一番ストレートに心に響くと思います。精神疾患...
ヤングケアラー

ヤングケアラー支援は、「家族まるごと」で

ルポvol.40-1 【ヤングケアラー5】今やブームとさえいえる「ヤングケアラー」。救いの手が差し出されつつ、「家族の世話をする、可愛そうな子ども」というイメージが独り歩きしている。そして、「子育てや家事ができない親」が、非難を浴びる。「支...
依存症

依存症は「病」。回復できる

ルポvol.39 【依存症1】「新宿リカバリー・パレード」を歩いて「♪いいんだぜぇ~きみがアル中でも、ヤク中でも…」。2022年11月6日、「リカバリー・パレード 回復の祭典」の行列に加わり、歩きながら歌う。晴天の下、新宿のど真ん中の公道を...
子ども食堂

被災地支援の「現場力」で、子ども食堂を

ルポvol.38 【子ども食堂1】バーベーキューと有名ボクサーが迎える「ピース食堂」メニューは、「バーベキュー弁当」。子ども食堂らしからぬインパクトあり。2022年9月11日、日曜日に開催された『ピース食堂』は大盛況で、120食分の整理券が...