隆上田

外国人

ウクライナ避難民が、日本で思うこと

ルポvol.37 【外国人5】 線の上に、身一つで立つ。後ろは、今まで過ごしてきた、かけがえのない世界がある。そこはまさに破壊され、心は悲しみで一杯。目の前には、未知の世界が茫洋と広がっている。不安に押しつぶされそうになり、足がすくむ。 ...
アート

「全力子ども」のエネルギーが爆発する舞台

ルポvol.36 【アート2】 原因は、セイラが胸に抱いていた日記帳だった。そこにつづられてた、14歳の少女のモヤモヤが、異世界に禍いをもたらしてしまう…。 9月24日、ギャラクシティ・西新井文化ホールで上演された『異世界ア・ラ・モ...
法律

「子どもの幸福権」を守る

ルポvol.34 【法律2】 冷房のきいた法律事務所の相談室。「お待たせしました」と、白シャツ姿の青年がパソコンを抱えて入ってくる。額に汗しているのは、先ほど、炎天下の外からエレベーターに飛び乗ったからか。眼鏡の奥の目が柔和な人である...
児童施設

施設の子と、泣き笑う“おせっかい”

ルポvol.33【児童養護施設1】 進行役の女子学生が企画書を配り始める。「用意がいいわねぇ。めっちゃ成長した!」と声をかけるのは、染谷江里さん。「おせっかい子育てプロジェクト代表」というより、パッと場を明るくするみんなの「姉貴」という印...
コーディネーター

グラレコで、つなぐ

ルポvol.31 【コーディネーター1】 椅子から腰を上げようとしたとき、スマホに着信音。手に取ると、受信機向こうのN-style(エヌ-スタイル)代表の野際里枝さんが、息せききって話し出す。「今、待ち合わせの喫茶店に向かっていますが...
教育

足立の職業人が、中学生に伝えたこと

ルポvol.30 【教育2】 バイクから降りもせず、16歳の少年は、「俺、バイトしたいんです!」と言い放つ。それでも「明日、来い」と受け入れた寿司屋の大将は、その後数年間、毎日彼を厨房でしごき、社会人として鍛え上げた。さらに数十年後の...
外国人

子育てママよ、まち起こせ

ルポvol.29【外国人4】 シンポジウムのプログラムが終わる。登壇者たちが舞台を降りかけ、聴講者たちが席を立とうとざわめく。そのとき、1人の女性の声。「話したいことがあります!」という切迫した言葉が、会場の動きを止めてしまった。...
アート

「アート的思考」で、はつらつ育て!

ルポvol.27 【アート1 】 ビューッと横にひいた青線は「海」。その上に、緑の「山」がにょっこり描かれる。8歳の男の子の筆が止まらない。周囲の2歳から小学生の子どもたちも同じ。絵の具を跳ね飛ばし、白い紙を、次々色鮮やかに染め上げていく...
教育

かつて学校は、おおらかだった

ルポvol.27 【教育2】 リフォームの取材が一転、「学校」について 「なんの仕事をされていたのですか?」。この質問をしてから、話が大きくそれてしまった。 Hさんが、「40年間、東京都内で小学校の教師を」と答えたからである。...
フードパントリー

「食・場・情報」で、貧困なくす

ルポvol.23  【フードパントリー1】 宅配準備は、教会の大ホールで 朝9時前。ホールで立ち働くボランティアさんの一人に、食材の仕分け作業を手伝いたいと申し出る。「どうしたら…?」と聞くなり、「これ、1個ずつ、入れてって!」...
ネットワーク

「いていい」場所、つくる

ルポvol.15  【居場所1】 「迷ってたでしょ?」と、朗らかな声。引き戸を閉めて振り返ると、大山光子さんが机の向こうで笑ってる。不思議と、初対面の感じがしない。 昨年の、まだ肌寒い3月のこと。指定された「母子生活支援施設 ポ...
外国人

「イスラム」視点で、 外国ルーツの子をサポート

ルポvol.14  【外国人2】 天とつながっている…。「アッラーフ・アクバル(神は偉大なり)」という節に始まる礼拝(サラーム)への呼びかけの、朗々とした美声を街角で聞くと、いつもそう感じ、安らぎを覚えた。10年前、異教徒として、イス...
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