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名教師

「教育ケア」で、子の潜在力をひき出す

ルポvol.59 【名教師】「学校とは何か?」「学校」って何だろう?   そう問いながら、不登校児やいじめ問題にかかわる人たちに、様々うかがったこの1年。脳裏に浮かんできたことがある。「勉強」はもちろんだが、本当に大事なのは、「人とのかかわ...
名教師

子どもと大人、学び合うピアノ教室

ルポvol.58 【名教師】手書きの大粒なオタマジャクシを、一心に目で追う幼い女の子。トツトツと押す鍵盤からは、スタンウェイ・フルコンサートグランドピアノの柔らかな音色の童謡が、小さなコンサートホールに響きわたる。白いドレスを着飾った少女を...
名教師

校長の仕事は、子どもの話を聞くこと

ルポvol.57 【名教師】「あれ、先生は?」。さっきまで横にいた森永徳一さんがいない。気づくと、待ち合わせている中学校の門前から10m先、ランドセルを背負った子どもと話ながら近づいてくる。後で聞けば、「近所の小学生だけど、朝9時に登校する...
いじめ

学校のいじめ対応、何が問題か?

ルポvol.56 【いじめ】教師も学校も、「いじめ」にかかわろうとしない?今、学校は、はたして安全な場所なのか?  そんな思いかられたのは、「いじめ」について首を傾げる対応をあちこちで耳にするからだ。「『いじめられて死にたい』とすがる生徒児...
貧困

山谷で写真アート、の意味

ルポvol.54-5 【貧困】「生きづらさ」や「貧困」は、アートで癒されるか? 写真家でありながら、NPO法人「山友会」にて生活相談員を務める後藤勝さん。同会による「山谷・アート・プロジェクト」について紹介したい。会場のスクリーンに映し出さ...
貧困

法律が「貧困」を救うには

ルポvol.54-3 【貧困】「法律が貧困を救うときは?」。その問いに、 最前線の現場から答えるのは、多摩パブリック法律事務所の弁護士・幡野博基さん。「子ども支援」に生かせる知見が盛沢山だ。ご自身の視覚障害者としての立場から、日々奮闘する法...
貧困

労働組合が、子ども食堂で「学習支援」

ルポvol.54-3 【貧困】労働組合が、子ども支援?! 実は、公的な組織の地域活動には、大きな可能性を秘める。その実例を、連合東京(日本労働組合総連合会東京都連合)の真島明美さんが報告。話題は、同会を母体とする「子ども若者支援プラットフォ...
貧困

ドイツの母子施設を訪れて

ルポwol.54-2【貧困】ドイツでの、子ども支援と貧困の取り組みとは?ベルリン州の支援施設を視察した川原吉恵さんの講演を以下記録。合理的な制度や、「子どもの権利」への意識の高さがすごい。この講演は、2月13日、般社団法人「あだち子ども支援...
教育

みんなで使う「実験のイエ」を

ルポvol.55 【地域活動】「東京千住・ヰヱ(イエ)」で、自給自足を台状の椅子の下に、真新しい蓋付バケツが2つある。問えば、コンポストトイレだと改田昌寛さん。便を微生物で分解して土にするそのトイレを、これから試すのだそうだ。温和な雰囲気が...
貧困

「山谷」を、「依存症者」として支える

ルポvol.54-1 【貧困】日雇いの街「山谷」は、今、福祉の街に。高齢者となった労働者のほか、日本中から生きづらい人が頼って来る。その中で奮闘するNPO法人「友愛会」の田中健児さんの講演「台東区山谷『友愛会』の取り組み」を紹介しよう。2月...
依存症

「依存症者家族」から「支援者」に

ルポvol.53 【依存症】ソファに寝そべったり、肘を接して座ったり。年配も中年も若者も、ワイワイと談笑。事務局の応接室にくつろぐのは、Y-ARAN(横浜依存症回復擁護ネットワーク/横浜市磯子区)に通い、依存症からの回復を共に努力する人たち...
不登校

「なぜ行かない」か、不登校児に聞く

ルポvol.52 【不登校】「さなぎっ子」の声が聴きたいさなぎは、一見じっとしている。実は忙しい。心がとっても忙しい。てんやわんやで、「大人」になるための準備を、自分のリズムでやっている。周囲に膜を張って。不登校児を「さなぎ」と見立てたのは...