「法律問題か否か」かの判断も、弁護士の仕事
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法律の専門家でないかぎり、抱える悩みが法律にかかわる問題かどうか、なかなかは判断できないもの。実は、その判断自体も、私たちの役割です。「こんなこと相談したら、怒られるのではないか」と尻込みされる方がおられるようですが、その心配は無用です。弁護士として言いたいのは「気兼ねなく、何でも聞いてください」ということです。「それは法律問題ではありません。後はなんとかお互い仲良くやってください」という結論になったとしても、これはこれで一つの法律相談なのです。
本来、相談すれば解決できるという問題が、たくさん眠ったままになっていると感じています。「こじれる前に、弁護士へ相談を」という発想を、まずみなさんに持ってほしいです。
どんなことでも、お気軽にご相談を
私は、若い頃から、「仕事をするのであれば、困った人を助ける業種がいいな」と考えていました。たまたま進学した大学の法学部に入ったこともあり、自然と弁護士を目指すように。学業を重ねるうちに「法テラス」の存在を知り、お金を気にせずに人助けができることに共感したのです。司法試験に合格してから、修習を経て法テラスに就職し、辞令によって秋田県秋田市、次いで東京都立川市の事務所に配置されて経験を積みました。いったん法テラスを退職して足立区の現事務所に移りましたが、今も法テラスの制度を利用して、数多くのご相談・ご依頼を受けています。
法テラスの無料法律相談は、これまで法律相談が出来なかった人たちが、手軽に相談を受けられるようになったという点で、本当に素晴らしい制度だと思います。だからこそ私たちは、この制度をより多くの方々に活用していただきたいと思っております。
お悩みのある方は、ぜひ、ポルテホールでの相談会にお越しください。いろんな方と連携してサポートさせていただきます。
(聞き手・ライター上田隆)
＜告知＞
ポルテ広場スペシャル
弁護士さんにきいてみよう
日付：2021年3月17日（水）
時刻：14時～16時
場所：ポルテホール
東京都足立区六月2-15-14
料金：無料
問い合わせ：ポルテホール連絡協議会 橋本
☎03－5686－8393
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